こんにちは、東京ベイハウスのブログ「とんでも不動産」へようこそ。GW真っ只中の今日もまた、とんでもないお客様が品川区のオフィス街にある我らが「とんでも不動産」のドアを開けて入ってきました。担当するのはもちろん、駆け出し新人営業マンの正直くんです。
本日のお客様:佐藤さん(78歳・50年住んだ一軒家からの住み替えを検討中)
本日のお客様は、白髪ショート・丸メガネ・紫色のカーディガンが上品な佐藤さん(78歳)。手提げバッグを大切そうに抱え、おっとりとした足取りでカウンターまで歩いてきます。耳に補聴器、首に老眼鏡。50年住んだ大田区の一軒家を売って、コンパクトな賃貸マンションに住み替えたいとのこと。でも、なぜか少し困った顔をしています。

あらあら、こんにちは……。私ね、お部屋を借りたいんですけど、不動産屋さんを3軒回ったら、3軒とも「ご年齢が……」って言われちゃって。私、何か悪いことしたかしら?

佐藤さん、何も悪いことしてないですよ!ぶっちゃけますけど、これ業界のあるあるなんです。シニアの方は確かに借りにくい現実があります。今日はそこから正直にお話しますね。
シニアが賃貸を借りにくい3つの理由
まず最初にお伝えするのは、なぜ高齢者が賃貸を断られやすいのか。これを知っておくだけで、対策が立てやすくなります。

えーと、私、年金もちゃんと貰ってるし、貯金もそれなりにあるのよ?それでもダメなのかしら?

収入や貯金の問題じゃないんです。理由は3つあります。
- 孤独死リスク:オーナーが「お一人で住んでいて、何かあった時に発見が遅れる」ことを心配する
- 保証人問題:高齢になると親世代がもういない。連帯保証人を立てづらい
- 長期居住リスク:認知機能の低下、要介護状態になった時のトラブルへの不安

あらまぁ……オーナーさんも色々心配なのねぇ。でも、私まだまだ元気よ?昨日も商店街で2万歩歩いてきたわ!

2万歩は僕より歩いてます……。でも、オーナーさんは佐藤さんに会ったことがないので、書類だけだと不安なんですよ。だから今日はちゃんと借りられる方法をお話します。
それでも借りられる!シニア向け賃貸の選択肢
シニアが借りやすい賃貸の選択肢は、大きく分けて4種類あります。
| 選択肢 | 家賃水準 | サポート | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| UR賃貸住宅 | 相場通り | 保証人不要・礼金なし | ★★★★★ |
| JKK東京(公社賃貸) | 相場〜やや高め | シニア向け住戸あり | ★★★★ |
| シニア向け民間賃貸 | 相場の1.0〜1.2倍 | 見守りサービス付 | ★★★★ |
| サービス付き高齢者住宅 | 家賃+月額10〜20万 | 食事・介護対応 | ★★★(要介護向け) |

UR賃貸って、テレビでよくCMやってるあれよね?保証人いらないって本当?私、保証人になってくれそうな親戚、もう誰もいないのよ……。

本当です!UR賃貸は保証人不要・礼金なし・更新料なし・仲介手数料なし。シニアにとってめちゃくちゃ優しい仕組みなんですよ。同業者に怒られそうですけど、僕の出番が減るくらい優しい制度です。
保証人がいない場合の解決策
シニアが賃貸を借りる最大のハードル「保証人」。これは保証会社の利用で解決できることがほとんどです。
- 家賃保証会社:連帯保証人の代わりに保証してくれる会社。月額家賃の30〜100%を初回に払い、以降は年1万円程度の更新料
- シニア向け保証プラン:日本セーフティ・全保連など、80代でも審査に通るプランあり
- 家賃債務保証 + 緊急連絡先:身元保証会社(NPO等)と組み合わせれば連絡先問題もクリア
- UR賃貸:保証会社すら不要。家賃の100倍以上の貯蓄証明 or 月収が家賃の4倍以上で OK

へぇ、保証会社さんって便利なのねぇ。あの、緊急連絡先って、私、息子はオーストラリアで仕事してるんだけど、それでも大丈夫かしら?

息子さんがオーストラリアでも、緊急連絡先としては登録できますよ。何かあった時に電話に出られる方なら。あとは、有料の身元保証サービス(月3,000〜5,000円)もあるので、それを併用するのもおすすめです。
シニアが内見で必ずチェックすべき5ポイント
佐藤さんのような元気なシニアでも、5年・10年先を考えると物件選びは慎重に。内見のチェックポイントを5つ。
- 段差・手すりの有無:玄関の上がり框、浴室、トイレ。後付けOKか確認
- エレベーターと階段:低層階か、エレベーターがある建物が安心。停電時の階段昇降も想定
- 近所の医療機関:徒歩圏内に内科・整形外科・薬局があるか
- 買い物の利便性:スーパー・商店街・コンビニまで5分以内が理想
- 緊急通報装置の設置可否:ペンダント型の見守り装置が付けられる物件か(後付け可能か)

あと、家賃が安すぎる物件は要注意です。築古で段差だらけ・お風呂が深いタイプ・玄関が狭くて車椅子が入らない、なんてケースがあるので。

正直くん、優しいわねぇ。私、あなたみたいなお孫さんが欲しかったわ。あ、お土産にどら焼き持ってきたんだけど食べる?

ありがとうございます……後でいただきます。話を戻しますね。
GWは住み替えのベストタイミング?
今は5月のGW期間中。実はシニアの住み替えにとって、5月〜8月の閑散期は意外と狙い目の時期です。
- 物件の選択肢が落ち着いている:1〜3月の繁忙期と違って、じっくり選べる
- 引越し業者の予約が取りやすい:繁忙期と比べて費用も2〜3割安い
- 家賃交渉の余地がある:オーナー側も「空室期間を埋めたい」モードに
- 気候が穏やか:暑すぎず寒すぎず、内見・引越しの体力負担が少ない

あら、GW中もお店開いてるなんて、今日はラッキーね。じゃあ早速、品川区で1階のお部屋を探してもらおうかしら?できれば商店街の近くで。

はい!品川区なら戸越銀座商店街周辺、武蔵小山、大井町あたりがシニアに優しい街です。お部屋も1階・エレベーター付き低層階で探してみますね。
正直くんのまとめ
- シニアが借りにくい理由は「孤独死リスク」「保証人問題」「長期居住リスク」の3つ
- UR賃貸は保証人不要・礼金なし・更新料なし、シニアに最も優しい選択肢
- JKK東京・シニア向け民間賃貸も選択肢として有力
- 保証会社(シニア向けプラン)と緊急連絡先で連帯保証人問題はほぼ解決
- 内見では段差・手すり・エレベーター・医療機関・買い物の5点を必ず確認
- 5月〜8月の閑散期は物件選択肢に余裕、家賃交渉余地、引越し業者の予約も取りやすい
- 品川区なら戸越銀座・武蔵小山・大井町、大田区なら大森・蒲田周辺がシニア向き

佐藤さん、年齢で諦めなくて大丈夫ですよ。シニアでも借りられる物件・仕組みはちゃんとあります。一緒にゆっくり選んでいきましょう。

正直くん、ありがとう。やっぱり「とんでも不動産」って名前は変だけど、来てよかったわ。来週、息子に電話して相談してみます。あ、どら焼き2つ置いていくわね。







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