こんにちは、東京ベイハウスの正直です。梅雨真っ盛りの6月、内見を雨の日にずらすか晴れの日にするかで悩んでいる方、僕からのアドバイスは「むしろ雨の日に行ってください」です。理由は、雨の日にしか見抜けない物件の”本性”があるから。今日は新人営業の僕、正直が、品川区・大田区エリアで内見を案内してきた経験から、雨の日内見のメリットと7つのチェックポイントを正直にぶっちゃけます。
本日のお客様:傘を3本持ってきた女性
本日「とんでも不動産」にご来店されたのは、初めての一人暮らしを控えた20代女性。なぜか傘を3本持参で来店されました。聞いてみると「もしもの時のために」とのこと。物件を選ぶ前に、まずは持ち物を絞ったほうがいいんじゃ…と思いつつ、内見の相談を受けてみました。

正直さん、来週内見の予定があるんですけど…天気予報が雨なんです。延期したほうがいいですよね?

むしろ雨の日にしてください。雨の日の内見は、晴れの日の3倍くらい得られる情報がありますよ。

3倍!? 髪の毛濡れるし、メイク崩れるし、傘も持って大変なのに!?

その大変さに見合う情報量が取れるんです。ぶっちゃけ、晴れの日だけ内見して契約した人が、入居後に「雨漏りしてた」「カビ生えやすかった」って後悔するケース、年に何件かあります。
雨の日の内見が「チャンス」と言える4つの理由
同業者には怒られそうですが、正直に言うと、雨の日の内見は物件の弱点が浮き彫りになります。これは契約前に知っておくべき情報。理由を4つに整理します。
| 理由 | わかること |
|---|---|
| ①雨漏り・浸水の痕跡 | 天井のシミ・壁の水染みが湿度で目立つ |
| ②水はけ・排水機能 | 玄関前の水たまり・ベランダの排水溝詰まり |
| ③湿気・カビのリスク | 押入れ・クローゼットの臭い、結露の跡 |
| ④通学・通勤路の実情 | 道路の冠水ポイント、駅までの濡れ具合 |

えっ、雨漏りしてるかどうかって、晴れの日の内見じゃわからないんですか?

シミだけなら見えるんですけど、「過去にあったけど直してあります」って言われちゃうと真偽が確認しづらいんですよね。雨の日だと、シミの周辺が湿気を含んで色が変わったり、現役で滲んできたりするので、現状把握が確実です。

な、なるほど…!? 私の傘3本、初めて役に立つかも!?

3本は要らないです。1本で大丈夫ですよ。
晴れの日では絶対にわからない4つの本性
本性①:玄関・廊下の浸水リスク
1階や半地下の物件で特に重要なのが「玄関前の水たまり」。雨の日に内見すれば、敷地内に水が溜まりやすい場所がひと目でわかります。豪雨の日は床下浸水のリスクもあるので、玄関前の排水溝が機能しているかも要チェック。
本性②:ベランダの排水・洗濯物干しスペース
ベランダの排水溝が落ち葉やゴミで詰まっていると、雨水が逆流してベランダが冠水します。これが室内にまで流れ込むと床材が傷んでカビの原因に。また、雨の日に洗濯物を干せる屋根付きスペースがあるかどうかも、雨の日内見でリアルに体感できます。
本性③:窓・サッシの気密性
サッシの気密性が低いと、強い雨で吹き込みが発生します。築古物件で多いトラブル。雨の日にサッシ周りを触ってみて、濡れていないか・冷気が漏れていないかを確認するだけで、断熱性能の目安にもなります。
本性④:駅までの通勤路と冠水ポイント
これは見落とされがちですが超重要。徒歩10分の駅までの間に冠水しやすい場所があると、毎朝の通勤が憂鬱になります。品川区・大田区エリアでは、目黒川沿い、内川沿い、品川区南部の一部の低地などで冠水が起きやすいポイントがあります。雨の日に実際に歩いてみると、リアルな通勤環境がわかります。

通勤路まで見るんですか!? そんなとこ気にしたことなかったです…

家賃って毎月の出費なんですけど、通勤って毎日の負担なんですよね。雨の日に靴がビショビショになる道を5年使うか、ならない道を5年使うかで、人生のストレスが結構変わりますよ。

急に哲学的になりましたね、正直さん…
雨の日チェックリスト:玄関から水回りまで7項目
実際に雨の日に内見するときの確認ポイントを7つに整理しました。スマホのメモアプリにコピーして、現場で1つずつ確認してみてください。
| No. | チェック項目 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 1 | 玄関前・共用廊下 | 水たまり/排水溝の詰まり/屋根の有無 |
| 2 | 天井・壁のシミ | シミの大きさ/湿気でにじんでいないか |
| 3 | 窓・サッシ周り | 吹き込み/結露の跡/カビの黒ずみ |
| 4 | ベランダ・バルコニー | 排水溝の機能/屋根の有無/隣の音の漏れ |
| 5 | 押入れ・クローゼット | カビ臭/湿気のこもり方/結露の有無 |
| 6 | 浴室・洗面所 | 換気扇の音量/カビ/窓の有無 |
| 7 | 駅・スーパーまでの道 | 冠水ポイント/屋根の連続性/歩道の幅 |

7項目!? メモが間に合うかな…

スマホで写真撮りまくっちゃってください。後で見直したほうが冷静に判断できますよ。内見スマホ写真のコツは別記事で書いてますので、よかったらどうぞ。
梅雨時期の品川区・大田区の物件事情
5月末の記事「6月の閑散期は狙い目」でも書きましたが、梅雨時期は不動産業界の閑散期。新生活を3〜4月で固めた人が多く、6月は問い合わせが激減します。これは内見希望者には有利な状況。
閑散期だからこそ起きていること
- 長期空室の物件で「初期費用キャンペーン」「フリーレント1ヶ月」などが付きやすい
- 大家さん側も決まらない物件は値下げ交渉に応じる余地がある(個別物件によります)
- 内見予約が取りやすい(繁忙期は1日5件待ちなどザラ)
- 引っ越し業者の予約も取りやすく、料金も繁忙期の半額程度
※ 上記はあくまで一般的な傾向です。実際の家賃交渉成功率は物件の競争状況や大家さんの方針によって異なります。

つまり、雨の日に内見すれば、物件の本性も見えて、値段交渉もしやすいってことですか?

そういうことです。同業者には「営業成績下がるからやめろ」って怒られそうですけど、お客様にとってはお得な時期なんですよね。
雨の日内見で持っていくべき7つの持ち物
傘3本はやりすぎですが、最低限あると便利な7つの持ち物をご紹介します。
- 折りたたみ傘(1本でOK)
- タオル(手や靴を拭く・水滴で床を汚さない配慮)
- 替えの靴下(濡れた靴下で内見はテンション下がる)
- スマホ(写真と動画。動画は音もチェックできる)
- メジャー(家具配置のサイズ確認)
- 方位磁石アプリ(窓の方角・採光チェック)
- 飲み物(喉が乾いた時に集中力を切らさない)

方位磁石!? そんなアプリあるんですか?

iPhoneなら標準の「コンパス」アプリ、Androidも無料アプリがあります。雨の日って太陽見えないんで、窓がどっち向きか体感でわからないんですよね。南向きと思って契約したら西向きで、夏の西日が地獄でした…なんて話よく聞きます。

正直さん、ちゃんと考えてくれてる…!

これくらい当たり前のことしか言ってないんですけどね。「契約してもらうこと」より「住んでから後悔しないこと」のほうが大事だと思ってます。
よくある質問
Q1. 雨の日の内見は不動産屋に嫌がられませんか?
嫌がる業者もいますが、本来は嫌がるべきことではありません。内見はお客様の権利。雨の日の方が情報量が多いのも事実です。「弱点を見られるから雨の日はちょっと…」と言う業者は要注意です。
Q2. 1日に何件くらい内見できますか?
雨の日は移動に時間がかかるので、晴れの日(5〜6件)より少なめの3〜4件が現実的です。1件あたり30〜45分の確認時間を確保すると、雨の日チェックリストもしっかり消化できます。
Q3. 雨が止んだ直後でも効果はありますか?
あります。むしろ「雨上がり1時間以内」は水はけのチェックに最適。玄関前にいつまでも水が残っている物件は、構造的な水たまりリスクがあります。
Q4. 内見の予約をキャンセルしたらマナー違反ですか?
突然のキャンセルは避けるべきですが、前日〜当日朝までに連絡すれば問題ありません。ただし、雨だからキャンセルするのは前述のとおりもったいないです。むしろ予約変更で雨の日にずらすほうが有意義かもしれません。
Q5. 雨の日に注意すべき建物構造はありますか?
築古の木造アパート1階、半地下のメゾネット、傾斜地に建つ物件は特に注意が必要です。築20年以上の物件で雨漏りや浸水の履歴があるかどうかは、不動産屋に率直に聞いてみるのがおすすめ。「正直に答えるかどうか」も業者の信頼度を測るリトマス試験紙になります。
まとめ:雨の日は物件の本性が見える日
- 雨の日の内見は、晴れの日では絶対わからない物件の弱点が見える「チャンス」
- 玄関の水たまり・天井のシミ・サッシの吹き込み・押入れの湿気をチェック
- 駅までの通勤路を実際に歩いて、冠水ポイント・屋根の連続性を確認
- 梅雨時期は閑散期。値段交渉や内見予約の取りやすさで有利
- 持ち物は折りたたみ傘1本・タオル・替えの靴下・スマホ・メジャー・方位磁石アプリ・飲み物
- 「雨の日の内見を嫌がる業者」は信頼度を再確認しよう

「住んでから後悔しない部屋探し」のために、雨の日こそ動きましょう。傘1本で大丈夫です。新人の僕、正直が品川区・大田区エリアでサポートしますので、お気軽にどうぞ。







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