こんにちは、とんでも不動産の新人営業マン、正直です。今日は土曜日。週末の内見ラッシュ真っ最中ですよ。そんな中、本日のお客様はスマホ片手にちょっとしたお悩みを抱えてご来店されました。
本日のお客様:藤井ゆりさん(28歳・看護師・夜勤多め)。先週3件まわって、今週も内見予定が5件。「全部似た部屋に見えて、もう何が良かったか分からない…」と頭を抱えてやってきました。スマホのカメラロールには「玄関」「玄関」「玄関」とそっくりな写真が30枚以上並んでいます。
内見でスマホ写真を撮るのは「あり」?まず結論から

正直くん、聞いて!スマホで内見の写真撮りまくったの!100枚!

おお、すごい!見せてください!…って、藤井さん、これ全部「玄関」じゃないですか!?

だって入った瞬間にテンション上がるじゃない!?それで「とりあえずパシャッ」ってなるの!

気持ちは分かりますよ。でもですね、内見の写真は「あとで比較するため」に撮るんです。撮るべきものを決めて撮らないと、ただの玄関フォトコンテストになっちゃいますよ。
内見でのスマホ撮影は、結論から言うと「やった方が絶対にいい」です。ただし、ルールが2つあります。①事前に管理会社・仲介担当に許可を取る、②撮るポイントを決めておく。この2つさえ守れば、複数物件を比較するときの強力な武器になります。
逆に、撮るポイントを決めずに「とりあえずパシャパシャ」やると、藤井さんみたいに帰ってからカメラロールを見て「どの部屋がどれだっけ…」と混乱します。これは内見3件以上回る人にめちゃくちゃ多いパターンです。
撮影前の大事なお約束:必ず「撮ってもいいですか?」と一声

えっ、撮影って許可いるの!?普通に撮ってたよ!

ぶっちゃけますけど、空室の内見なら9割の物件で撮影OKです。でも、「居住中の物件」「分譲賃貸」「オーナーチェンジ物件」は事情が違うんですよ。
空室の物件はほぼ問題ありませんが、まれに「室内写真の撮影はご遠慮ください」と指定されている物件があります。理由は、SNSへの無断アップロードを警戒しているケースや、家具配置のヒントを競合に渡さないためのオーナーの意向など。必ず「写真を撮らせてもらってもいいですか?」と一声かけるのがマナーです。同業者に怒られますけど、これを言わずにいきなり撮ると、担当者の心象がだだ下がりします。
居住中物件(オーナーや前居住者が住んでいる物件)の場合は、生活感のあるエリア(クローゼットの中、寝室全体など)は撮影NGになる場合があります。これも担当者に確認を。
内見で撮るべきスマホ写真10選
ではここからが本題。「これだけ撮れば家に帰ってから比較できる」10枚を、優先順位の高い順にご紹介します。藤井さんの100枚の玄関フォトコンテストを終わらせましょう。
📸 内見で撮るべき10枚(チェックリスト)
- 玄関のドアを開けた瞬間の「奥行きが分かる縦写真」
- 各居室を「対角線の隅から」撮った全景
- キッチンのコンロ周り+シンク+作業スペース
- 洗面所・脱衣所の洗濯機置き場(蛇口・防水パンを含めて)
- 浴室の追い焚き・乾燥機・換気扇まわり
- トイレのコンセント位置+ペーパーホルダー位置
- クローゼット・収納の扉を全開にした内部
- 窓を開けた外の景色+ベランダ
- 分電盤・給湯器のリモコン・インターホンのアップ
- 共用部のゴミ置き場・郵便受け・廊下

えっ、分電盤って…ブレーカーのことよね?そんなの撮ってどうするの!?

分電盤のアンペア数で「エアコンとレンジを同時に使えるか」が分かるんですよ。藤井さん、夜勤明けにレンジでチンしながらドライヤーかけたら、ブレーカー落ちると思いません?

ぐっ…前の家でまさにそれで!夜中にドライヤー使ったらブレーカー落ちて、暗闇で復旧したわ!

あるあるですね。一人暮らし用の物件は20A〜30Aがほとんどで、家電が多い人は30A以上を狙うのが安心です。撮影しておけば、後から「あの物件何アンペアだったかな」と確認できますよ。
10枚の使い分け方:何を比較するためにどこを撮るか
「とりあえず撮る」をやめて、「比較したい項目ごとに撮る」と考えると、写真は一気に意味を持ち始めます。各10枚がどんな比較に効くのかを整理しておきましょう。
| 撮る場所 | 後で比較するポイント |
|---|---|
| ①玄関の奥行き | 玄関収納の有無・廊下の長さ・上がり框の高さ |
| ②居室の対角線全景 | 家具を置いたときの広さ感・コンセント数・窓位置 |
| ③キッチン周り | 作業スペース・コンロ数・水切り場・冷蔵庫スペース |
| ④洗濯機置き場 | 防水パンサイズ・蛇口位置・ドラム式が入るか |
| ⑤浴室まわり | 追い焚き有無・乾燥機の有無・浴室の広さ |
| ⑥トイレのコンセント | 温水洗浄便座が付けられるか・位置の使いやすさ |
| ⑦収納の内部 | 奥行き・高さ・ハンガーパイプの有無 |
| ⑧窓からの景色 | 日当たり・隣の建物との距離・ベランダの広さ |
| ⑨設備リモコン | 給湯器メーカー・アンペア数・インターホン種別 |
| ⑩共用部 | ゴミ出しルール・郵便受けセキュリティ・住人の生活感 |

共用部のゴミ置き場まで撮るの!?なんかちょっと変な人じゃない!?

これ、僕がプロとして一番強調したいポイントなんです。同業者に怒られますけど、「ゴミ置き場の状態が良い物件は管理が良い」って、業界の鉄則ですから。荒れたゴミ置き場の物件は、ほぼ100%トラブルが多いです。
撮影のコツ:縦・横・寄り・引きを使い分ける

でも私のスマホで撮ると、部屋がぐにゃっと歪むんだけど!魚眼レンズみたいに!

それは超広角レンズになってる可能性大です。iPhoneなら「0.5×」、Androidなら「広角モード」ですね。広く写るのはいいんですが、後で広さを誤解する原因No.1です。
後から見返したときに「思ってたより狭い…」とガッカリしないために、撮影では以下の4つを意識してください。
- 標準レンズ(1×)で撮る:超広角だと実際より広く見えてしまうため、肉眼に近い1倍が基本。
- 縦と横を撮り分ける:奥行きを見たいときは縦、横の広がりを見たいときは横。
- 寄りと引きをセットで撮る:例えばキッチンなら「全体(引き)」と「コンロのアップ(寄り)」を1セット。
- 基準スケールを入れる:自分のスマホ・ペットボトル・靴などを写り込ませて、後で大きさが分かるように。

基準スケールってなに!?理科の実験みたい!

例えば洗濯機置き場を撮るとき、500mlのペットボトルを置いて一緒に写すんです。あとで「あ、ペットボトル2本分の幅か」って分かるじゃないですか。藤井さんのお持ちの空のペットボトル、めちゃくちゃ役立ちますよ。
撮影後の整理術:「物件名フォルダ」を即作る

でね、撮るのはいいんだけど、あとで見返したら「どの部屋がどれだっけ」ってなるのよ。今カメラロール、5物件分100枚がごちゃ混ぜ!

そこです!正直に言うと、これが内見写真の一番のキモなんですよ。その物件を出る前に必ず1枚、「物件名が書いてある資料」を撮ってください。
具体的にはこういう順序で撮ると、あとから絶対に混乱しません:
- 内見開始前に仲介担当からもらった図面(マイソク)を1枚撮影 → これが「インデックス写真」になる
- その物件の建物外観・看板を1枚 → 後で住所をGoogleマップで照合できる
- 10枚の中身写真を撮影
- 退室時にもう一度マイソクを撮影 → これで物件の区切りが明確に
- iPhoneなら「アルバム」、Androidなら「Googleフォト」で物件名アルバムを即作る(その日のうちに)

マイソクの前後撮影!?それ、めちゃくちゃ天才じゃない!?

いえ、僕が編み出したわけじゃなくて、内見上手なお客様はみんなやってるんです。「マイソク・写真・マイソク・写真…」のサンドイッチ撮影、めちゃくちゃオススメですよ。
撮ってはいけない写真・気をつけたいこと
逆に、撮るとトラブルの元になる写真もあります。せっかくの内見が「マナーが悪い人」認定されないように、以下は避けましょう。
- 居住中物件の生活感あるエリア:クローゼットの中身、寝室の私物、洗面所の歯ブラシなど。プライバシー侵害になります。
- 他の入居者・通行人が写り込む写真:共用部を撮るときは人が映らないタイミングで。
- 表札・郵便受けの個人名:映り込んだら必ずモザイクをかけてからSNSへ。そもそもSNS投稿は避けた方が無難です。
- 動画の長回し:担当者からすると「録音されてる感」が出て嫌がられます。短い動画なら一声かけて。
- 無断SNS投稿:「内見してきた〜」の写真投稿は、まだ契約前の物件です。他の方への配慮として控えましょう。

SNSに「内見なう」って投稿するつもりだったんだけど…ダメなの?

うーん、ぶっちゃけ写真は控えた方がいいです。建物の特徴で住所バレすると、空き巣のターゲットになる事例もあるんですよ。引っ越し後の「家紹介」も同じ理由でほどほどに。
よくある質問(Q&A)
Q1. 内見で動画を撮ってもいいですか?
A. 一声かければ多くの物件でOKです。歩きながらの30秒〜1分動画は、空間の繋がりが分かるので比較に便利です。ただし長回し(5分以上)は担当者の心象が悪くなる傾向があるので、ポイントを絞って短く。
Q2. メモを取るのと写真、どっちが優先ですか?
A. 両方やってください。写真は「現物の姿」、メモは「自分の感想」を残すもの。例えば「2階の部屋・窓開けたら排気の匂い」みたいな感覚情報は写真には写りません。スマホのメモアプリで物件ごとに1ページ作ると効率的です。
Q3. 仲介担当が写真を撮ってくれることはありますか?
A. はい、頼めば撮ってくれる担当も多いです。特に高い位置の収納の中など、自分では撮りにくい場所はお願いしてみましょう。同業者として言いますが、「撮ってもらえますか?」と頼まれるのは全然嫌じゃないですよ。
Q4. 撮影後、何日以内に判断すべきですか?
A. 人気物件なら当日〜翌日中です。写真を見ながら家族・パートナーと相談するのもアリですが、悩んでいる間に他の方に決まる、というのが今の品川・大田エリアのリアルです。撮ってきた写真ですぐ判断できるように、撮影時点で「どこを比較するか」を意識しておきましょう。
Q5. 内見アプリを使った方がいいですか?
A. 内見専用アプリ(「内見メモ」「魔法の内見」など)も無料で複数あります。物件ごとにフォルダが自動で作られ、メモも一緒に管理できるので便利。ただし「標準のカメラ+アルバム機能」だけでも十分回せます。複雑なアプリより、続けやすい方法が一番です。
まとめ:スマホは内見の「第3の目」

藤井さん、これで100枚の玄関フォトコンテストも終了です!次の5件の内見、頑張ってくださいね。

正直くんありがとう!マイソク・写真・マイソクのサンドイッチ作戦でいくね!次は迷わないわ!
- 内見前に必ず「撮影してもいいですか?」と一声かける
- 撮るのは10枚(玄関・各居室・水回り・収納・窓・分電盤・共用部)
- 標準レンズ1×・縦と横・寄りと引き・基準スケールを意識する
- マイソク・写真・マイソクのサンドイッチ撮影で物件を区切る
- 居住中の生活感・他人・個人情報・無断SNS投稿は厳禁
東京ベイハウスは、品川区・大田区エリア28年の正直不動産。内見の撮影マナーや「ここは撮っていいですか?」の判断も含めて、しっかりサポートします。比較で迷ったらいつでもご相談くださいね。








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