こんにちは、東京ベイハウスの「正直くん」です。今日も品川区・大田区の「とんでも不動産」に、とんでもないお客様がやってまいりました。
📋 本日のお客様
田島さん(45歳・会社員)
大田区から品川区への引っ越しを検討中。築年数より「とにかく頑丈な家」がいいと譲らない、こだわり強めのおじさん。「鉄筋コンクリート以外は家じゃない」と言い張るが理由は曖昧。
「鉄筋コンクリート以外は家じゃない」と言い張るお客様

正直くん、私の希望はただひとつ。鉄筋コンクリートのマンション以外は絶対イヤ。木造とか鉄骨とか論外!

承知しました田島さん。ちなみに、なぜ鉄筋コンクリート(RC造)がいいんですか?

そりゃ……強そうだから!

……それ、ガンダムの説明と一緒ですよ。

うっ……。じ、じゃあちゃんと違いを教えてくれよ!家賃も全然違うんだろ?

はい、それでは今日はRC造・鉄骨造・木造の3つの違いを、正直に解説していきますよ。最後まで読んだら、田島さんの選択肢はきっと広がりますから。
そもそも建物構造って何種類あるの?

賃貸の物件情報で見かける構造は、主に3つです。
- 木造(W造):柱や梁が木材
- 鉄骨造(S造):柱や梁が鉄の骨組み
- 鉄筋コンクリート造(RC造):鉄筋を組んでコンクリートで固めた構造
あと希少ですが、RC造を高層化した「SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)」もあります。タワーマンションなどに使われますよ。

木造ってあの、サザエさんちみたいな?

あれは戸建てですけど、賃貸の「木造アパート」も同じ仲間ですね。ただし最近の木造は、サザエさんちの時代とは比べ物にならないくらい進化していますよ。
家賃・耐震性・遮音性・断熱性で比較してみた
| 比較項目 | 木造(W造) | 鉄骨造(S造) | RC造 |
|---|---|---|---|
| 家賃(同条件比較) | ◎ 安い | ◯ 中間 | △ 高め |
| 遮音性 | △ 弱い | ◯ 中間 | ◎ 強い |
| 断熱性 | ◎ 高い | △ 低い | ◯ 中間 |
| 耐火性 | △ | ◯ | ◎ |
| 通気性 | ◎ | △ | △ |
| 階数(一般的に) | 2階建てまで | 3〜5階建て | 高層対応可 |
※ 同じエリア・同じ駅徒歩・同じ広さで比較した一般的な傾向。実際は築年数や設備で変動します。

おっ、表でまとめてくれると分かりやすいな!……ん?断熱性は木造が一番いいのか?意外!

そうなんですよ。木材は熱を伝えにくい素材で、しかも壁の中に断熱材を入れる余地が大きいんです。夏は涼しく、冬は暖かい。光熱費も抑えやすいですよ。

逆にRC造は断熱が「中間」止まりなんだな。なんでだ?コンクリートのほうが頑丈そうなのに。

コンクリートは熱を蓄える性質があるんです。夏は日中の熱を夜まで持ち越して「夜になっても部屋が暑い」、冬は外気の冷えを抱え込んで「壁がひんやり」。これがRC造の弱点ですね。
梅雨・夏に強いのはどの構造?

もうすぐ梅雨だろ?湿気とかカビが気になるんだよなあ。

湿気・カビの観点で正直に言うと、RC造は気密性が高い分、湿気がこもりやすいんです。換気を怠るとカビの温床になりやすい構造ですよ。

えっ、頑丈なほうがカビやすいのか!?

頑丈と湿気は別物ですよ田島さん。RC造で快適に過ごすには、24時間換気を絶対に止めない・浴室乾燥機を使う・除湿器を回す、この3点セットが必須です。

めんどくさい!手放しで快適なのは無いのか?

正直に言うと、ありません。どの構造にも一長一短があるので、自分の生活スタイルに合うものを選ぶのが正解です。
遮音性で選ぶならRC、でも木造でも静かな物件はある

でも、隣の生活音が聞こえるのはイヤだぞ!夜勤明けで寝ようとしたら掃除機の音とか、勘弁してくれ。

遮音性を最優先するなら、確かにRC造が安心です。コンクリートの厚みが音をかなり遮ってくれますからね。ただし——

ただし?

「RC造だから絶対静か」というのは思い込みです。壁の厚みが薄かったり、設計が甘かったりすると、RC造でも音は響きます。古いRCマンションだと、隣の話し声が聞こえることも珍しくないですよ。

ええっ、信じてたのに!じゃあどうやって見抜けばいいんだ?

これはもう、内見で実際に確かめるしかないですね。内見で音を見抜く方法は、別の記事でまとめていますよ。

逆に、木造でも静かな物件ってあるのか?

あります。築浅の木造は遮音性能の高い建材が使われていることが多くて、想像以上に静かですよ。あと角部屋・最上階を選べば、隣接戸数が減るので木造でも問題なく暮らせます。
家賃を比べたら、思ったより大きな差が出る

正直くん、結局、家賃ってどれくらい違うんだ?

あくまで一般的な傾向ですが、同じエリア・同じ駅徒歩・同じ広さで比べると、こんな感じです。
- 木造 → 基準
- 鉄骨造 → 木造の約1.1〜1.2倍
- RC造 → 木造の約1.2〜1.4倍
つまり木造で家賃8万円のお部屋と同じ条件なら、RC造で10〜11万円台になることが多いですね。

2〜3万円違うのか……年間で30万円超えるじゃないか!

そうなんです。だから「RC造じゃないと絶対イヤ」と決め込んでしまうと、選択肢が狭まって、家賃も上がりがちなんですよ。

そりゃそうだ……正直くん、なんか俺、急に頭が冷えてきたよ。
耐震性は「構造」より「築年」で決まる

でも地震が来たら、木造より鉄筋コンクリートのほうが安心だろ?

ここも誤解されがちな部分です。耐震性は「構造の種類」より「いつ建てられたか」のほうが影響が大きいんですよ。

ええ?どういうことだ?

1981年(昭和56年)6月に建築基準法が改正されて、「新耐震基準」が始まりました。それ以降に建築確認を受けた物件は、震度6強〜7程度の地震でも倒壊しない設計になっているんです。だから——
1981年6月以降に建てられた木造のほうが、それより前のRC造より耐震性が高い、ということも普通にあります。

へえ〜!じゃあ俺、これから物件見るとき、構造と一緒に築年もチェックしないとな。

はい、目安としては2000年以降築が安心ですね。2000年の改正でさらに耐震基準が強化されているので、木造でも十分な強度を確保しています。
結局、田島さんに正直くんが提案したのは…

うーん、考えれば考えるほど分からなくなってきた。正直くん、結局俺はどの構造を選べばいいんだ?

田島さんのお話を整理すると、夜勤明けで静かに眠りたい・光熱費は節約したい・予算は10万円前後、ですよね。だとすると——
「2000年以降築の鉄骨造・角部屋・最上階」が一番フィットすると思いますよ。RC造より家賃が抑えられて、木造より遮音性も確保できる、いいとこ取りです。

な、なるほど!俺、「RC一択」の頭がガッチガチに固まってたわ……。正直くん、ありがとな!

いえいえ。構造の名前だけで決めずに、ご自身の暮らし方に合うかどうかで選んでいただくのが一番ですよ。
まとめ|構造の名前で決めずに「暮らし方」で選ぼう
✅ 今日のポイント
- 木造・鉄骨造・RC造、それぞれ家賃も性能も特徴が違う
- 「RC造=静か」は思い込み。古いRCは音が響くことも
- 断熱性は実は木造が一番高い(光熱費を抑えやすい)
- 耐震性は「構造」より「築年」で見る(2000年以降築が安心)
- RC造は気密性が高く、湿気・カビ対策は必須
- 「構造名」だけで決めず、暮らし方に合うものを選ぶのが正解
品川区・大田区エリアで物件を探すなら、構造の違いを踏まえて選びたいですよね。東京ベイハウスは「とにかくRC希望」「家賃は抑えたいけど静かな部屋がいい」など、構造へのこだわりにも正直にお応えします。気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね。







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