実際のところ、部屋探しは閑散期と繁忙期はどちらがおすすめなの??
実は、なかなか難しい質問なんですよね。
というのも、繁忙期と閑散期では、物件数、競争率、賃料、交渉の難易度などなど、それぞれの時期に特徴があるんです。
どちらがおすすめかというと……ご自分に合ったタイミングを見極めることが重要!ということになります。
身も蓋もない回答ですみません……(汗)
とはいえ、どうやって自分にあったタイミングを見極めるのか気になると思います。
この記事では繫忙期と閑散期のそれぞれの特徴、部屋タイプ別のおすすめ時期、お部屋探しの注意点、についてまとめていきますよ!
不動産屋の繁忙期と閑散期
不動産屋には、引っ越しをしたい人の需要と供給のバランスによって繁忙期と閑散期が存在します。
新学期や新年度に向けて多くの人が部屋探しをする1月~3月は繁忙期、逆にそれ以外の月、特に7月と8月は閑散期になります。
- 1月~3月:繁忙期
- 4月~12月:閑散期※特に7月~8月
繁忙期の特徴
1月~3月といえば、多くの人が新生活に向けて部屋探しをするタイミングです。
なので、我々不動産屋も大忙し!(ありがたいことです。)
そんな繁忙期の特徴は大きく分けて4つ↓↓
繁忙期は物件数が増加する
繁忙期は物件数がとっても増えます!!
なぜなら、入学・就職・転勤シーズンの前なので多くの人がお部屋探しをするからです。
物件数が増加するなら、いい部屋も見つかるんじゃないの?
もちろん、良いお部屋もたくさん出回る時期です!
特に新社会人、学生さん向けの1K・1Rタイプの物件数が大幅に増加しますよ。
ご自分の希望に合った物件も見つけやすい時期となっています。
しかし残念なことに、競争率も高くなってしまうのです……
このため、繁忙期のお部屋探しは「即行動!」してくださいね。
賃料が高くなりやすい
繁忙期は賃料が高くなりやすいんです……
多くの人がお部屋探しをする→お部屋の需要が多い→大家さんは賃料を上げても借り手が見つかると判断する、というわけですね。
繁忙期に賃料が高くなるのは仕方のないことです。
少しでも安くしたい!という方は、繁忙期を避けてお部屋探しをしてみてください。
内見ができないこともある
繁忙期は今の入居者さんが退去した後、すぐに次の入居者さんが入居するということが多い時期なんですね。
3月末ぎりぎりまで住みたいという方もいますので、そうなってくると内見ができないってこともしばしばあります。
実際に見てみないと、お部屋の詳細はわからないことも多いですよね。
しかし、繁忙期はすぐにお部屋が埋まってしまうので、詳細がわからないまま申し込まないといけないケースもあります……
絶対にお部屋を見て決めたい!という方も繁忙期を避けることをおすすめしますよ!
不動産屋が忙しい
繁忙期は我々不動産会社は非常に混雑します。
多くのお客様が一斉にお部屋探しをするため、我々の対応が追いつかず、スムーズに物件の相談や手続きができない……なんてこともあるかもしれません。
もちろん、そんなことがないように最善の努力はいたします!!
しかしそれでも、繁忙期は閑散期に比べるとせわしないのは事実……
じっくり相談しながら決めたいという方も繫忙期は避けましょう。
閑散期の特徴
閑散期は4月から12月で、特に7月から8月は最も賃貸需要が低くなります。
7月や8月は入社や転勤なども少ない時期ですので、必然的にお部屋の需要が少なくなるんですね。
閑散期の特徴は以下の3つです↓↓
物件数は少なくなる
閑散期は、繁忙期ほど賃貸需要が集中しないため、物件数は少なくなります。
いいお部屋もないのかな?
閑散期といえども、時期ごとに出回りやすいお部屋タイプがありますよ!
物件数は少ないですが、競争率も低くなります!
繁忙期ほど多くの人が部屋探しをしないため、ライバルが少なく、希望の物件を見つけやすいというメリットがありますよ。
賃料交渉は成功しやすい
閑散期は、賃料交渉が成功しやすいという大きなメリットがあります!!
繁忙期にお部屋が埋まらないと、大家さんとしても長期間の空室は避けたいと考えているわけです。
このため、閑散期は賃料交渉が成功しやすくなるんですね。
閑散期にお部屋を探す場合には、ぜひ、ご担当の営業マンにご相談ください。
じっくりお部屋探しができる
閑散期は繁忙期に比べると、我々不動産会社の対応がスムーズになります。
繁忙期に比べるとご来店されるお客様が少なくなりますので、繫忙期よりも一人ひとりのお客様に寄り添った対応が可能です!
じっくりとお部屋探しができますし、物件のご相談やお手続きもよりスムーズに進められますよ。
ご自身のペースでお部屋を吟味したい!という方は、閑散期にご来店いただくことをおすすめします。
部屋タイプ別のおすすめ時期
お部屋探しをする際は、ライフステージやライフスタイルに合わせて時期を選ぶことが重要です。
1Kや1Rを探す方は1月~3月がおすすめ
1Kや1Rを探す単身者の方は、1月から3月の繁忙期がおすすめです。
この時期は、新社会人や学生さん向けのお部屋が多く出回りますので、選択肢が豊富です。
ただし、競争率も高いため、スピーディに行動してくださいね!
1LDKや2DKを探す方は4月~6月がおすすめ
1LDKや2DKを探すカップルや新婚夫婦の方々は4月~6月がおすすめですよ!
「春から新生活!」というカップルが多いので、この時期は、1LDKや2DKといった2人暮らしに適した物件が市場に出回りやすいんですね。
繁忙期ほど競争率が高くないので、ゆっくりとお気に入りのお部屋が探せますよ!
賃料を抑えたい方は7月~8月がおすすめ
とにかく賃貸料金を抑えたい……
とにかく賃料を抑えたい!という方は、7月~8月がおすすめです。
この時期は、物件数が少ない分、大家さん側も賃料を下げて入居者を募集する傾向がありますよ。
物件の選択肢は限られてしまいますが、家賃負担を軽くしたい人にはおすすめの時期です。
2LDKや3LDKを探す方は9月~12月がおすすめ
2LDKや3LDKなどファミリー向け物件を探すなら、9月~12月が適しています。
特に、10月の秋の転勤シーズンは、2LDKや3LDKといった広めの間取りの物件が増加しますよ!
子育てに適した環境の物件も見つかりやすいため、ファミリー層がお部屋を探すには最適な時期といえます。
お部屋探しの注意点
お部屋探しってなかなか大変よね。とにかくスムーズにすすめたい。
お部屋探しはできる限りスムーズに進めたいですよね!
ここでは、お部屋探しをする際の注意点についてまとめます↓↓
お部屋探しは引っ越しの2か月前から始める
スムーズに部屋探しを進めるためには、引越しの2ヶ月前から準備を始めるとよいでしょう。
引っ越しはいろいろと時間がかかるものです。
2か月前から準備を始めることで、十分な時間をかけて物件を吟味し、慌てることなく必要な手続きを進められますよ。
お部屋の希望条件を明確にする
お部屋探しの際には、希望条件を明確にすることも重要なポイントです。
特に、エリア、予算、間取りの3つは優先順位をつけて考えましょう。
おすすめとしては、まずはエリアを決定し、次に予算、最後に間取りを考えるとよいです。
この順番で条件を絞り込んでいくと、効率的に希望の物件を見つけることができますよ。
現在の物件の解約告知期限を確認
引っ越しを決めたら、現在の物件の解約告知期限も確認しておきましょう。
多くの賃貸物件は、1〜2ヶ月前までに解約の申し出が必要です。
解約告知期限を踏まえて、新居の契約時期を調整することでスムーズにお引越しができます。
新旧の物件で多少の賃料被りを許容
新旧の物件で多少の賃料被りが発生することは許容することも大切です。
引越しのタイミングによっては、数週間分の家賃が重複することもあります。
あまりにぎりぎりの引っ越しになると、余裕もなくなってしましますよ!!
新旧の物件で多少の賃料被りは許容しつつ計画的に進めることで、スムーズな引越しができますよ。
まとめ
お部屋を探す際は、繁忙期と閑散期の特徴を理解し、自分のライフスタイルに合った時期を選びましょう!
とはいえ、お部屋探しに迷った方は我々不動産屋に何でも聞いてください!
みなさんのお部屋探しが満足のいくものとなるように全力でお手伝いさせていただきますよ!!
営業時間:9:30~18:00
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